​《感謝・献身・創造の保育》

 むさしヶ丘保育園の目標は、『感謝』、『献身』、『創造』です。

『感謝』とは、家族をはじめ身の周りの全ての人、物、事に感謝の気持ちを持つ事が出来る子どもに育ってもらいたいという思いであり、『献身』とは、お互いに助け合いながら生きる事を喜び、その中で感動できる子どもに育ってもらいたいという思いからです。「子どもは、遊びの中に育つ」とよく言われますが、3つ目の『創造』とは、その遊びの中から作られるものであり、幼児教育研究者フレーベルも「遊びそのものに大きな教育価値を認め、幼児は勉強させる事よりも遊ばせる事によって教育されるべきである」と説いています。この「大いに遊ばせる」という事は、教育の原理だと思います。子ども達が自主的に興味を見い出し遊びを通して様々な成長や自信、そして意欲を育てたいと願っています。

​《むさしヶ丘保育園の取り組む保育について》

①一人一人の生活の仕方を見直し、基本的生活習慣の自立を目指す。

               《丁寧に伝え、獲得する事で子どもの活動の自由が広がる。》

②保育士は親心を持って一人一人の子どもに携わり、生活や遊びからの学びを重視した家庭的な保育を実施する。

③それぞれの幼児が、発達に合った遊びや活動に自発的に取り組み、集中力や達成感を得、年齢にとらわれずに、それ

 ぞれの発達課題を獲得できるように、3.4.5歳児は自由保育形態の縦割保育を取り入れる。

④縦割クラス(3.4.5歳児混合クラス)を生活基盤にすることで、兄弟関係のようなより家庭的な環境を作る。

 学年にとらわれず月齢の近い友達ができ、常に競争意識を高めることなく安定した情緒を育む。また、週に1回、同

 年齢の子ども達と年齢的特徴に合った活動をする機会を作る。

​《縦割保育について》

 従来の一斉保育(保育士が中心になって同じ課題を同じ活動でみんな一斉に取り組む保育方法)が良いと考えられた時代の背景には、①家庭を中心とした家族や親しい大人たちと今日より複雑で豊かであった事。②地域での自然的集団で年長学童から幼児までの交流や種々の経験が出来た事などの縦の関係で支えられた安定が土台にあっての事です。

 現代社会の状況において核家族化、兄弟の減少、地域集団の減少などの変化があり、縦の安定した土台のない今日、特に​保育園のように長時間保育の場合、幼児期から同一年齢集団での同一時間で子どもの生活を分断するような保育は大きな問題があるのではないでしょうか。

​《縦割保育の具体的な行動例》

 原始的・基本的要求である食事、睡眠、保健面が大人によって満たされると、0歳児でも後期になると大人よりは、

むしろ年長の子どもに強く反応し、目を輝かせて高笑いをし、手足をばたつかせて喜ぶ。1歳を過ぎると、兄姉と同じようにカバンをかけてあとを追い、共に行動することで充実感を持とうとする。自発的な遊びは自分より上の年齢の活発な活動を周りに感じることで誘発され、2・3歳児は遊びの快感や目的達成の喜びを、一人遊びの充実感から他へ分かち合おうとする。4・5歳児は、それを受け止めさらに刺激を与える役割が持てる。また、仲間同士の共同の経験を通し、自分の目的が仲間のものとなり、仲間のそれが自分のものになって、目的を共有して活動しようとするとき、小さい子どもへの配慮が生まれ、仲間(異年齢を含めた)のためなら、自己の主張を抑制しても喜んで行動しようとする。

​《自由遊びについて》

 保育室には、沢山の玩具や季節や子ども達の興味に応じたコーナーが準備され、子ども達はそれぞれにその日の主活動(遊び)を決めています。決める理由は様々です。”大好きなお兄ちゃんと一緒に遊びたい”、”ピカピカの泥団子を作りたい”、など、保育士は子どもの遊びを観察しその活動がより深まり発展するための環境を整えたりします。自分が選んだ活動=自分のやりたいことです。達成感を得るまで遊ぶことで、それらが自信となり次の発展への意欲につながります。

​また、自由に遊んでいる中でこそ人間関係が生まれます。喧嘩や仲直りをたくさん経験して、友だちの良さ、大切さを学びます。

​《年齢別活動について》

 年齢別活動は、週に1回〜2回、年齢に応じた製作やルール制のあるゲームなど保育士が設定して、みんなで同じ課題を取り組みます。但し、年長児については午睡をしていないのでその時間帯は、毎日年齢別活動となります。この時間で年長児は、本の読み聞かせやグループ活動など意見交換をしつつ認めあう関わりを経験していきます。また、年齢に応じた製作やルール制のあるゲームなど保育士が設定して、みんなで同じ課題を取り組みます。

​《センター活動について》

 6月より4つのセンター活動がスタートします。

​スポーツ、アート、ネイチャー、ミュージックの4つの中から、好きなセンターを選んでテーマに沿って週に1回活動をします。クラスは違っても好きなもの(こと)が、似た友だちと出会う場を作ることができるので、友だちの幅がより広がります。

​《食育活動について》

​・畑体験について

 好き嫌いが無くなるように、食わず嫌いが無くなるように……。

​小さな畑をお借りして、元気野菜を育てています。お家から野菜の切りくずを持参してもらい畑に投入!!みんなで混ぜ混ぜ土作り!!捨てるものでも土に帰せば菌ちゃんがいっぱいの温かい土に変身!!虫もつかない元気いっぱいの野菜がたくさん収穫できます。感謝の心と自然のパワーを全身で感じることができる活動です。

​・食育体験について

 3.4.5歳児クラスは月に1回のクッキング体験、年長児の梅干し漬け、日々の給食先生からの食材のお話など、『食べたものが身体を作る』を合言葉に『食』のすごさ、大切さを伝えています。

​《交流活動について》

 同法人が運営するデイサービス『天拝の園』が園庭を挟んでお隣にあります。『天拝の園』には、年長児が毎日おやつ当番でおじゃましています。優しいおじいちゃん、おばあちゃん達に癒されて、ほんわかして帰ってきますよ!

​ また、地域の小中学生のお兄ちゃん、お姉ちゃんも大好きで、保育園に遊びに来てくれた時はみんな引っ張りだこにされちゃいます。

​《和太鼓活動・竹馬活動について》

 年長児になると、年間を通して和太鼓と竹馬に取り組みます。

日本の伝統楽器である和太鼓に触れ、響きを感じながら仲間と共に一つの曲を作り上げていくこと、演奏を通して沢山の方々に喜んでいただけることを経験してほしいと願って活動しています。また、『太鼓は生き物』と伝えるとともに、ものを大切にする心を持つことができるように心掛けています。

 次に、竹馬は身体の体幹を鍛えるとともにバランス感覚を養い、スポーツ上達の基礎を作ります。

​乗れるまでに少し時間はかかりますが一旦乗れるようになると、竹馬での大縄跳びや階段ジャンプなど様々な技にも挑戦している子ども達もいますよ!!

​社会福祉法人 天拝福祉会

​むさしヶ丘保育園

〒818-0042 福岡県筑紫野市立明寺622-1

TEL. 092-925-2311 FAX. 092-925-5108